リブランド!100年の歴史ある伊勢名物 ぱんじゅう
”ぱんじゅう”はご存知でしょうか?
大正時代よりお伊勢参りのお供として親しまれてきた、餡を主成分とした伊勢の郷土菓子です。
”伊勢製菓三ツ橋様”は、外宮参道に店舗を構えるぱんじゅうの老舗で現在運営しているぱんじゅう屋では最も歴史のある店舗。
はじめて食べてもどこか懐かしい、、そんな味わいある世界観が魅力的な商品です。
- 後継者不在で廃業の危機!?
- リブランドの為にPELができること
- リブランドと相性が良い事業者様
- まとめ
後継者不在で廃業の危機!?
後継者がいなくて廃業、、そんな社会問題を一度は聞いたことがあると思います。
伊勢製菓三ツ橋様もその例外ではありませんでした。
職人の高齢化、劣化した設備の改修費用がない、映え!などの時代についていけない、、など様々な課題に直面して、事業を存続させるモチベーションすら折られてしまい、銀行などへの廃業の相談に至りました。
リブランドの為にPELができること
そんな伊勢製菓三ツ橋様に対して、私たちができること、、
”まずは、オーナー様がどうしたいか”
ここを明確にすることからはじめました。
後継者不足で悩みオーナー様の悩みの根幹は様々です。
“事業を引き継ぎたいけど後継者がいない”
”借金が多くやめるに辞められない”
”廃業後の自分の仕事がない”
などなど、後継者がいないことで、何が問題なのかはお店や人によって全く異なりるので、そのお悩みを把握することが課題解決の初めの一歩です。
- 具体的な施策
- 徹底的なヒアリング
- 市場調査
- 経営判断
- テストマーケティング
- 商品改革
- 屋号変更
- リニューアルオープン
- レビュー
徹底的なヒアリング
私たちが最も大切にしているフェーズはここです!
初見ですべてのお悩みを話せるお客様はいないです。だからこそ、時間をかけて人間関係の構築をしながら本人すら認識していない潜在的なお悩みも徹底的に洗い出していきます。
恐らく、私たちほど取引開始前に関係のない話をしたり、飲みに行ったりするコンサル企業ないと思います、、
三ツ橋様の一番の問題点は”経理会計のストレスが職人様のモチベーションが低下させ、身体にも不調が合わられ始めている”ことだと気付きました。
当初の三ツ橋様の希望は《体調が悪いから事業を売却》の一点でしたが、私の提示した問題点に納得頂き、廃業ではなく、私たちと一緒に前向きに進んでいくことを決断しました。
*こちらの背景はまた別の記事で紹介しようと思いますので、こちらのページをブックマークしてお待ち下さい、、
市場調査
私たちとの協業が決まり次第、真っ先に取り組むのが”市場調査”です。
人の思考は偏るものです。それは私たち専門家でも例外ではありません。
だからこそ、客観的な目線でロードマップを引くことが失敗しない事業戦略でとても重要です。
メインの手法ではWEBアンケートやオフラインでの聞き取りまで実施して守備範囲の広い市場調査で見当違いにならないように実施致します。
経営判断
PELの提案は基本的に”AorB”や”YesorNo”で答えらるように経営者さまに判断を頂きます。
もちろん実際には『A案を採用して〜〜〜〜〜で進めたい』のような回答になりますが、優柔不断な経営者さまでも答えが出しやすい形を採用しております。
中には、先に答えを準備してしまうお客様がいますが、その点は一旦否定させて頂いてフラットな思考で決断して頂くサポートをしております。
もちろん決断にはリスクが付き物ですが、許容度の範囲でしかご提案しないことも弊社が支持頂く要因です。
テストマーケティング
テストマーケティングはコンサルがやるのか、クライアントがやるのか、議論があるかと思いますが、PELの場合は基本的に弊社が実行します。
WEBマーケティングがメインですが、時には飛び込みでも営業やテレアポまで実施します。
この工数は決して無駄ではなく、サービスインする前に市場とのギャップを減らす為に大切な工数と考えております。
商品改革
真っ先に商品改革の一貫として行ったのは、商品を削ぎ落としでした。
削ぎ落としとは、リブランドで必要ない商品をお品書きから消すことです。
なぜ無くすの!?せっかく売上がある商品なのに勿体ない!
そう思うのは当たり前で、ほとんどのお客様が初めは反対されます。
しかし、この削ぎ落としが老舗企業には大きな改革となります。
この作業はまた別の記事で詳しく紹介させて頂きます。
屋号変更
屋号の変更は最も簡単に注目を集められる手法の一つです。
ただ、想いのこもった名前を捨てるのではなく、次のステージに進む為の大切な分岐点と考えて、思いの込めた屋号変更をご提案します。
一気に変える必要はなく、”団子工房”から”令和 団子工房”など、若干の変更でも充分効果的です。
リニューアルオープン
全ての準備が終えれば、後はリニューアルオープンをするのみ。
リニューアルオープンで最も大切なのは、
”覚悟”です。
リブランドにもオープン景気があり、ある程度公告を打つことで新規顧客や休眠顧客も店舗に多く訪れます。
『その顧客を取り込むことこそが老舗店がリブランドをする真価です!』
そもそも長年続いているお店には必ず魅力があります。
その魅力をリブランドすることでより多くのお客様に知って頂き、今まで通って頂いているお客様の思いにも答えることで更に発展することができるのです。
中途半端にやるのではなく、今後の10年の売上が決まるぐらいの思いと覚悟を持って取り組むことが成功への最低条件です。
レビュー
この様なリブランドに必要な項目では、要所要所でレビューをしっかり挟みます。
方向性の確認や事業主様の思いが置いてきぼりにならないように、共に歩む姿勢を大切にしております。
リブランド後もレビューは継続させて頂き、正しい運営ができていることや、施策や手法が正しいかどうかを常に最新の情報材料で判断致します。
リブランドと相性が良い事業者様
リブランドと相性が良いお客様は、いい商品を持っているけど”宣伝がうまくできない”や”後継者がいない”などの問題を抱えている方です。
やり方を少し変えるだけで、売上が魔法のように変わるのがリブランドの魅力です。
後戻りはできない施策ですが、見返りは大きいので興味があるお客様はやるやらないを別にしてひとまずご相談下さい。
まとめ
リブランドを即決できるお客様はまずいないでしょう、、
ただし、選択肢のひとつとして常に持っていることで、最適なタイミングで踏み切ることができるので、早めに構想しておくことが重要です。
『うちの店舗でもできるかな、、』
『月50万ぐらいしか売上無いけどできるかな、、』
などちょっとした疑問でも気軽にご相談下さい。